WEBコンテンツのバリアフリー化について

今、インターネットにおける情報提示方法は“より広く様々な人々に”対応するために、色々な観点から配慮しなければならない段階に入っています。最近では、障害者を対象に電子・情報技術へのアクセシビリティ確保を義務づけた米国の「改正リハビリテーション法508条(2001年6月21日施行)」の事例をはじめ、日本においても「WEBアクセシビリティ」や「ユニバーサルデザイン」などと呼ばれるガイドラインづくりが注目されています。
そこで、私たちは次のような諸点をトータルにフォローするコンサルティングとWEB再構築を行う新サービスをご提案する次第です。

WEBサイトのレスポンス、キャパシティ、セキュリティ等をトータルに捉えた上でのアクセシビリティ
WEBサイトへ訪問した人々のナビゲーション、利用方法、満足度などを高めるためのユーザビリティ
検索で見込客に有効に認知&訪問してもらうための検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)
WEBサイトのバリアフリー化(ハンディキャップある人々への諸対応→コンテンツの音声対応と再設計)

私たちは、上記の全てのニーズにお応えできる体制をご用意しておりますが、アクセシビリティやユーザービリティに関しては、長年の実績の中で当然の要件としても取り組んで来ました。また、新しい関連サービス(WEB-ChecksSBSなど)を含め、広い領域においてバリアフリー化へのニーズに適応可能になった点をご理解下さい。

バリアフリーを踏まえた情報提示手法に関して付け加えるならば、今後重要なポイントは、消費者(利用者・生活者)の層、興味や知識レベルに合わせた、「情報の密度」と「段階別提示」に注目することでしょう。「キャッチ→サマリー→ディテールの流れ」への視点です。さらに、メーカーなどにおいては商品・サービス選定〜ニーズ解析〜最適条件検索〜トラブルシューティングに関する診断/シミュレーション機能の導入も求められてくるでしょう。
また、それらと同時にユーザビリティのより一層の向上も伴わなくてはなりません。携帯機種への対応やWEBサイト内の全文検索機能はもちろん、外国人向けの翻訳エンジン活用への誘導なども同時に配慮する必要があります。

一方で、視覚障害のある方(色弱を含む)をはじめ、高齢者など小さな字の読みにくい人々(ハンディキャップのある方々)への配慮は、音声ブラウザ対応以外での側面(例:色彩やフレーム設計)も必要になってきました。
また、コンテンツによっては「ながら対応」へのニーズも浮上しています。これらに応えるため考えられるのが、WEBコンテンツのストリーム化(音声化・動画配信)です。

【ご提案例:音声によりWEBコンテンツをナレーション化する】

「情報の密度」と「段階別提示」、さらにWEBコンテンツのストリーム化(音声化・動画配信)を合わせて考える時、重要なコンテンツを音声ナレーション化していく方法も考えられます。
特に、音声ブラウザでは読み上げることのできないPDFファイル(改竄されにくいため電子文書としてのデファクトスタンダードとなりつつある)の音声化対応は非常に重要になってきています。
例えば、目玉のWEBコンテンツ(講演・セミナー、プロモーション、各種イベント、教育研修、IR等)をより有効に紹介する場合、キャッチ(短い時間での動画紹介)→サマリー(内容を簡単にまとめた上での音声ナレーション化)→ディテール(全記録の提示)の流れのようなことも検討すべきです。

私たちは1996年当時より大手・外資等のクライアントを中心に、インターネット関連の戦略コンサルティングをはじめ、様々なWEB制作〜システム構築〜EC事業開発など、数多くの実績を積んでまいりました。
上記のような潜在的ニーズに関しても、政府・官公省庁や公益法人等からのご相談を受け、積極的に注力して取り組んでいます。
もしご興味やご質問などあればお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。今後のご高配を賜わりますようお願い申し上げる次第です。

株式会社シンタックス/コンサルティング事業部
TEL 03-5229-4170 FAX 03-5229-7264
webmaster@syntax.co.jp


参考:WEBコンテンツの音声・動画化の方法論と選択肢
■イベント中継[映像素材などをそのまま有効活用する]
├●生放送・生中継(衛星中継も含む)
├●映像収録・編集→オンディマンド配信型
├─●動画ナローバンド
├─●動画ブロードバンド
├──◎音声ナローバンド(特に必要なし)
├──◎音声ブロードバンド(特に必要なし)
├───●RealSystem対応
└───●Windows Media Technology対応

■コンテンツ等のナレーション化[内容等を編集して別途まとめる]
├●プロの起用(ナレーターコンパニオン〜アナウンサー)
├●組織内スタッフ(案内・受付嬢など)の起用
├●テキスト読み上げソフトを使ったものを録音
├─◎動画ナローバンド(特に必要なし)
├─◎動画ブロードバンド(特に必要なし)
├──●音声ナローバンド
├──●音声ブロードバンド
├───●RealSystem対応
├───●Windows Media Technology対応
├────●本格的な録音(プロレコーディングスタジオ)
└────●簡易録音(マイク&DAT)

■既存WEBサイトのリソース活用[テキストデータ等の有効活用]
├●新技術等での新規制作、オーサリング活用(Director MXなど)
├●音声化技術の適用領域拡大(Javascriptやモバイル機器への対応)
└●テキスト読み上げソフト活用(音声ブラウザ、スクリーンリーダーなど)


上記に関しては、収録・録音、編集、エンコード、配信代行までを一貫してフォロー可能な
シンタックス・ブロードバンド・サービス (SBS) 」をご利用されることをおすすめします。


株式会社シンタックス
〒162-0814
東京都新宿区新小川町3-30
TEL 03-5229-4170
FAX 03-5229-7264
http://www.syntax.co.jp/
webmaster@syntax.co.jp

お問い合わせはこちらからも
お待ちしています。
サービス項目一覧(お気軽に資料請求下さい)

■WEB制作〜システム構築〜EC事業開発
■インターネット事業開発コンサルティング
■WEBホスティング、専用サーバー、全文検索エンジン提供ほか
 (2003年度から新サービスのSSS2SWS2SLSSBSに移行)
■各種専門ポータルサイト、モバイルコンテンツの企画・開発・運営
成功報酬制SEO専門サービス NEW
ネットショップ向け運営代行サービス NEW

●コンサルティングの一貫として総合的なWEB分析・診断・評価
 サービス開始、自動診断システム「WEB-Checks」も無料公開中
●ASP事業として、総合EC決済サービス「EC-Gate」の提供を開始
●ブロードバンド用ストリーミング配信代行・支援サービス(SBS)開始

企業WEBサイトの全面リニューアル、WEBキャンペーン等の企画や
システム構築もお任せ下さい。
WEB-Checks EC-Gate SBS

Copyright © 1996-2009 SYNTAX Inc. All rights reserved.
E-mail:webmaster@syntax.co.jp
≫文字サイズ 【 | 標準 |